本多家、ビビるの巻

びび・る

恥ずかしがる。

また、おじけづく。気持ちが萎縮 (いしゅく) する。「注射に―・ってしまう」

 

 

皆さん、本当にお久しぶりですね。

 

わたしはとっても元気なのよ。

 

毎日、食う寝る遊ぶ！を満喫していたら、2ヶ月もお仕事を忘れていたわけなのよ…ゴメンナサイ。

 

だから、今回はこの2ヶ月の間にあった事をお話ししようかしら。

 

今から1ヶ月ぐらい前かしら？

わたしの日課でもあるバードウォッチングをしてい時に気がついたんだけど、わたし達が住んでいるところから見える所に動物病院が引越して来たのよ。

 

その病院には一回だけお世話になった事があってね、とっても優しい先生だったわ。

 

その動物病院を夫さんと妻さんと3人で見ていた時に夫さんが言ったの。

 

「もちこ、動物病院も近くに出来たからいつでも予防接種に行けるね！」

 

にゃんと！またあの首のあたりに針をチクッと刺すやつをやるの？

 

またあの痛いやつやるの？？

 

なんで、わたしだけチクッをやらないといけないのよ！

 

夫さんと妻さんもチクッと刺されたらいいのよ！

 

人間にもインフルエンザってやつの予防接種があるのを知ってるんですからね！

 

夫さんは、わたしの言いたい事をわかってくれたみたいで「そろそろ自分達もインフルエンザの予防接種に行かないとね」と妻さんに言いました。

 

そうそう！2人ともチクッとしてきなさいよ。

 

「私は絶対にやらない！注射、嫌い！！」と妻さんは言います。

 

「私はやらないから、自分（夫）だけ予防接種してきたらいいじゃない」と妻さんが続けました。

 

にゃんと！妻さんはチクッを断固拒否して、夫さんだけにやらせる気ですよ。

 

それを聞いた夫さんは「注射が怖いの？俺は扁桃炎のお陰で採血とか点滴には慣れていから全然平気だし、近々、注射しに行こうかな」と、チクッにビビっているわたしと妻さんを嘲笑うかのように言いました。

 

「ちょっと！わたしは妻さん程、チクッが怖いわけじゃないのよ！ただ外に出たくないだけなの！！」と言っても、ただの言い訳にしか聞こえないのか、わたしの猫語が伝わらないのか、とりあえず夫さんだけ予防接種に行くことになりました。

 

それから数日

 

夫さんはチクッとしに病院に行った形跡はありません。

 

どうしたのかしら？と思って、夫さんがいじっているスマートフォンを覗き見てみました。

 

「予防接種　痛い」

 

「皮下注射　痛い」

 

なんて調べてるんですよ！

 

恥ずかしー！！！

 

あんなに強がっていたのに。

 

どうやら、お客さんに「採血注射と予防接種は痛さが違う」って聞いたみたいなのよ。

 

だから、必死になって予防接種について調べていたみたいなの。

 

結局、今日になっても夫さん（もちろん妻さんも）予防接種には行っていないですよ。

 

皆さん、予防接種（皮下注射）を怖がっている2人に言ってあげてください。

 

「ビビってんじゃねーよ！」とね。

 

では、皆さん、手洗いとうがいとチクッを忘れないようにしましょうね！

 

にゃお！